2025年度にDFreeマイスターに認定された、特別養護老人ホームノテ船橋のフロアリーダー湯浅麻衣子さまへ、DFreeの活用状況やDFreeマイスター認定後のご感想を伺いました。(インタビュー実施日:2025年6月13日)
※「DFreeマイスター制度」は、DFreeを活用し、利用者に寄り添った排泄ケアの工夫を日々積み重ねている介護職員の皆さまを称える取り組みです。
DFree活用について
DFreeはどのように活用されていますか?
2週間毎のユニット持ち回り制度にて運用しています。トイレのタイミングや尿意の把握、パッド選定を行う際に根拠として活用しています。
実際にDFreeを使用されてみて、「これは効果的だった」と感じたエピソードがあれば教えてください。
尿意が曖昧だった方の尿がたまっているタイミングがわかり、トイレ誘導できるようになりました。そこから継続的にトイレ誘導を行っていくなかで尿意の訴えがみられるようになり、尿意をもとにトイレ誘導が成功するまでになりました。
導入当初と比べて、ご自身の排泄ケアへの考え方に変化はありましたか?
当初は決まった時間でパッド交換をすることが排泄ケアだと思っていました。しかしDFreeを活用することで、根拠あるトイレ誘導やスタッフ間での意思統一が進み、ケアの質へアプローチができるようになったと思います。
DFreeの活用によって、施設全体の変化を感じることはありますか?
多職種で協力することで、介護業務における役割分担や責任の共有感が向上しました。これにより、一人ではなく、チームとしての力を感じるようになりました。
マイスター認定について
「DFreeマイスター」に認定された際の率直なお気持ちをお聞かせください。
当初「私でいいのだろうか」と思いましたが、フロアの職員と一緒に認定されたものだと考えたらとても嬉しく思いました。
今後、マイスターとしてどのような役割を果たしていきたいと考えていますか?
自分のユニットだけでなく、他のユニットとも連携し、共に考える意識をさらに作っていきたいです。
排泄委員長として、施設全体へDFreeの活用を広げるために工夫していることはありますか?
排泄委員会での活動を通じて、楽しく成功を共有するように心掛けました。
今後の展望
今後のDFree活用や排泄ケアについての目標を教えてください。
「おむつゼロ」を目指していきます!!
他施設の方々に向けて、メッセージをお願いします。
新しい方法に取り組むことは挑戦ですが、変化を実感する達成感は大きいです!それを実感できるのがDFreeです!
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