製品のご紹介
仕組み
センサー部の超音波
センサー部には4つの超音波センサーが内蔵されており、上下4方向に超音波が出る仕組みになっています。
尿がたまることによって水風船のように形が変わる膀胱の膨らみをこの4つの超音波センサーで常時計測し、とらえた膀胱の膨らみ具合をデータ処理した上で、アプリ上で10段階で表示しています。
この超音波はエコー診断にも用いられている、人体に影響のないものですので安心・安全にご利用できます。
膀胱の膨張と収縮
膀胱は、尿を一時的にためる袋状の器官です。恥骨の上に乗るように位置しています。膀胱は、尿がたまると膨らみ、尿がなくなると小さく収縮します。
また、姿勢の変化や周りの臓器からの圧迫によってその形も変わります。
DFreeではセンサー部の4つの超音波のうち、いくつ反応があるかを把握することで膀胱の大きさを測定しています。
排尿前
超音波診断装置でとらえた「膀胱のエコー画像」
膀胱に尿がたまり膀胱が膨らんでいる
排尿直後
超音波診断装置でとらえた「膀胱のエコー画像」
膀胱に尿がたまっておらず膀胱が収縮している
正しい装着位置
恥骨から1~2cmほど上にDFreeセンサー部を装着します。(個人差があります)
センサーの位置を膀胱が観測できる位置に装着すること、センサーをしっかりと密着させることが重要です。
誤った装着例:
装着方法が異なると数値が正しく表示されないことがありますので、ご注意ください。
装着位置が上過ぎる
膀胱に超音波が届かなくなります。
装着位置が下過ぎる
超音波が恥骨にあたり、膀胱へ届かなくなります。
センサーが浮いている
浮いている箇所の超音波が膀胱へ届かなくなります。
密着していない
膀胱に超音波が届かなくなります。
数値が取りにくい姿勢
前のめりの姿勢や側臥位は超音波が正しく当たりにくい姿勢となっています。
また、姿勢を変えることによって超音波の向きが変わってしまったり、他の内臓に押されて膀胱の大きさが変化しデータが取りにくくなる場合がございます。
- 側臥位
- 前のめりの姿勢