DFreeミライの排泄ケアセミナー「医師からみる頻尿・残尿の正しい知識とアプローチ」を開催しました
「頻尿・残尿に対する正しいケア方法を知りたい!」という皆さまのお声にお応えし、排尿障害についての正しい基礎知識から実践的な対策までご紹介する無料オンラインセミナーを開催いたしました。
四谷メディカルキューブ 泌尿器科の阿南剛医師によるご講演と、株式会社アライブメディケア運営施設(アライブケアホーム)運営本部ケアサービス室課長佐藤瞭次氏をお迎えした対談の二部構成で実施しました。
参加者の方からは、「大変わかりやすく今までの知識をアップデートできる内容でした」「施設でのあるあるに対し、先生に分かりやすくご回答いただけて、あっという間に時間が過ぎてしまいました」等のご感想をいただいております。
お忙しい中たくさんの方にご参加いただき、弊社一同大変嬉しく思います。
ありがとうございました。
本セミナーの録画データをご希望の方は、下記よりお問い合わせください。
HP:https://dfree.biz/professional/contact
Mail:care@dfree.co.jp
TEL:03-5459-1295(平日10時~17時・年末年始除く)
■概要
- 開催日時:2025年2月28日(金)16:00~17:00
- 主催:DFree株式会社
- 共催:セコム医療システム株式会社、医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ、株式会社アライブメディケア
■講演
四谷メディカルキューブ 阿南 剛医師
『泌尿器科専門医が教える頻尿・排尿障害の正しい知識 ー 残尿測定を利用して明日から使える対策を ー』
正常な排尿の定義、頻尿の種類、排尿日誌の重要性、夜間頻尿の改善方法についてご講演いただきました。ポイントを押さえた分かりやすい説明で、私たち社員も非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。
【阿南医師からのキーメッセージ】
- 排尿日誌を活用する(無理のない範囲で1~2日程度から)
- 1回尿量が多く頻尿であれば、水分摂取量の見直しを
- 1回尿量が少なく頻尿であれば、残尿の確認を
- 70代から80代の高齢者における夜間排尿回数の平均は2回程度
- 夜間頻尿への対策
- 夕方以降の水分摂取量と内容を見直す(コーヒー、お茶を飲むなら午前中かお昼まで)
- 寝る前や夜中の水分を控える
- 寝る直前の入浴は控える
- 夕方4時~5時頃に下肢挙上し足のむくみを改善する
【参加者の声】
「大変わかりやすかったです。」
「高齢者の適切な水分量を見直すきっかけになりました。」
「とても聞きやすく分かり易い説明で参考になりました。どうしてもトイレの訴えが多いと”悪い事”と捉えがちですが”悪い事ではない”というお話がとても印象的でした。」
■対談
四谷メディカルキューブ 阿南 剛医師
株式会社アライブメディケア運営施設(アライブケアホーム) 佐藤 瞭次氏
参加者の皆さまから事前にいただいたご質問と、アライブケアホームにおける排尿のお困りごとをもとに、阿南医師と佐藤氏に対談形式でお話しいただきました。頻尿の方の対応について、皆さまの関心が特に高いことが伺えました。
全体を通して「頻尿自体を悪いことと捉えず、QOL向上の視点で対応する」ことがポイントとなり、コーヒーなどの飲み物を完全に禁止するのではなく夕方以降の摂取を控えめにする、塩分・水分を含む味噌汁や麺類は日中に提供できるように多職種で食事内容を相談する、といった具体的なアクションに落とし込まれた議論となりました。
【参加者の声】
「現場の気持ちを代弁してくれていました。」
「現場の悩みについて細かく指導してくださりとても参考になった。」
「当施設でもあるケースだったので、参考にさせていただきます。」
それでは、次回の排泄ケアセミナーもお楽しみに!
■会社概要
- セコム医療システム株式会社
- 医療法人社団 あんしん会 四谷メディカルキューブ
- 株式会社アライブメディケア