排尿予測デバイスDFreeは年齢問わず、さまざまなケースでお使いいただいています。使い方は多様なため、実際にどのように生活の中で導入いただいているのか、ぜひ知っていただけましたら幸いです。
今回はトイレ誘導のタイミングの把握にDFreeを使用しているSさんのご家族にお話をお伺いしました。
Sさんのケース
- 年齢:27歳
- 疾患:自閉傾向のある知的障害、てんかん、
- 利用している福祉サービス:生活介護事業所
- 障害の程度:
- ・身体障害なし
- ・発語はないが、ある程度言語を理解している
- ・生活のパターンや状況理解はできている
トイレの空振りが多くて困っていた
以前はどのようにトイレをしていたんですか?
定時誘導です。出かける前や帰宅後、入浴前など、場面が切り替わるときに合わせてトイレに連れて行っていました。日中は生活介護事業所に通っているのですが、事業所にいる間も5回くらいトイレ誘導してもらっていました。
その時は何に困っていたんですか?
事業所ではトイレの成功率が7割くらいで高かったのですが、家ではトイレの成功率が低くて困っていました。トイレに誘導しても早々に立ち上がってしまって、トイレから出た5分後に漏れている…といった空振りも多々ありました。あとは日によって頻尿だったり、逆に心配になるほど排尿がなかったりすることもあって、タイミングを図ることが難しいと感じていました。
DFree以外にも何か改善のためにお試しされたことはありますか?
定時誘導ぐらいですかね。小学6年生まではいわゆるトイトレをしていましたが、そこまでで本人の尿意が感じられる状態になかったので、中学からはパッド使用に切り替わってしまったんですよね。もう難しいだろうと、諦めてしまったというか。
本人なりのトイレのサインがあったことに気づいた
DFreeを導入しようと思ったのはなぜですか?
トイレの空振りを減らしたかったからですね。せっかくトイレに連れて行っても出ない…という体験が続くと、そのたびに介護者も本人もがっかりするわけです。その「がっかりする体験」が減ったら嬉しいなという目的で、DFreeの使用を始めました。
DFreeを使ってみてどのような変化がありましたか?
DFreeで尿の溜まり具合がわかることで、本人なりにトイレのサインを出している可能性に気づきました。というのも、100%ではないですけど、尿の溜まっているタイミングでトイレの方に行ってみたり、しゃがみこんでいたり…という行動が見られたんです。これまで尿の溜まり具合がわからなかった時には、あまり気にも留めていませんでしたが、DFreeがあることで「排泄のタイミングと関連しているのではないか」と気づいたんです。また、本人もDFreeの使用に慣れてきて、装着にもちょっと協力的になってくれています。
トイレの成功で晴れ晴れとした良い表情に!
DFreeを活用してみてトイレの成功率は上がりましたか?
自宅での成功率は上がりました。ほとんど成功しなかった状態から、3割くらいは成功するようになっています。尿が溜まっているとわかった上でトイレに誘導するので、待つ側の心の余裕ができました。「もうちょっと待ってみよう」と思えるんです。実際、それで少し長く待っていると、トイレに成功することができて!やっぱりトイレで排泄できると、本人も喜ばしいような、晴れ晴れとした良い表情をするんですよね。それが、すごく良いことだと思いますね。あと、トイレが成功するとオムツの使用量も減りますし、ゴミ出しの量が減ったのも助かっていますね。
DFreeを使いながら、今後こうなったらいいな、と思うことはありますか?
自宅にいるときは、本人が太ももをお腹につけた体育座りのような姿勢をしていることが多いので、DFreeの数値がうまく表示されずに活用しきれていない部分があります。“そろそろ通知”の設定を少し低くすると良いと聞いたので、もう少し工夫して使いながら、更に成功が増えると嬉しいです。成功体験を重ねる中で、本人が尿意という感覚を覚えていってくれると良いなと思いますね。
トイレ誘導のタイミング把握にDFreeをご活用いただいているSさん。さらなるトイレの成功率アップをDFreeも応援しています!
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