トイレ介護の失敗を減らす排泄予測機器DFree
TOP導入事例個人(障害・子ども)のお客様事例

個人(障害・子ども)のお客様事例

DFreeでトイレへの理解につなげたい!介入の仕方を共有するきっかけにも

利用者情報

男の子

男性14歳)

脳性麻痺/知的障害/弱視

排尿予測デバイスDFreeは年齢問わず、さまざまなケースでお使いいただいています。使い方は多様なため、実際にどのように生活の中で導入いただいているのか、ぜひ知っていただけましたら幸いです。

今回は中学2年生の男の子を育てているOさんにお話をお伺いしました。

Oさんのケース

  • 年齢:中学2年生の男の子
  • 疾患:脳性麻痺、弱視
  • 通っている学校:盲学校
  • 障害の程度
    • ・歩行可能
    • ・喃語、クレーンで意思表示はする
    • ・簡単な言葉の理解はできる

成長に伴って出てきたトイレのお悩み

もともとどのようにトイレをされていたんですか

オムツでしていました。排泄の時に身体を「くの字」に曲げるような姿勢をとることがあるのですが、おしっこをしても気持ち悪かったりする様子はないので、出たからといって教えてくれる事はなかったです。

その時はどのようなことに困っていたんですか?

最近になって体が大きくなったからか、1回のおしっこの量がすごい増えて漏れるようになったんです。おしっこのタイミングもわからないし、パンツが濡れてても本人は嫌がらずにそのまま動き回るので、脇から漏れちゃうんです。学校や学童でも着替えをたくさん持って帰ってくるので困っていました。

また、今後オムツのサイズが大きくなってくると、費用の補助があるといっても負担が大きくなっていくと思うので、その点も気がかりでした。

これまでトイレトレーニングをしていた事はありますか?

学校の休み時間などにトイレに誘導してもらって、トイレに行く習慣を作ってもらっています。また、本人が排泄の素振りを見せた時には、すぐにトイレに連れて行ってもらうこともあります。ですが、トイレに連れて行っても出ず、教室に戻ってきてオムツを履いた瞬間に出るなど、なかなかうまくいってはいませんでした。

最初は嫌がっていたお子さんも徐々に使用できるように

boy-look-dfree-tablet.jpg

DFreeの装着に慣れてきた様子

DFreeを使用したきっかけは何ですか?

ちょうどトイレについて悩んでいた時に、インスタグラムでDFreeのことを知りました。ママ友もDFreeの投稿に「いいね」をしていたので電話して話を聞くと、その子は使ってはいないけど良さそうだと言っていたので、まずお試しをしてみることにしました。

DFreeを使用して、お子さんの反応はどうでしたか?

最初は機械をつけていることが気になって、外してしまうこともありました。学校ではDFreeをつけてることが気になるために、おしっこしたいけどできないということがあったようです。

少し外してみて、ちょっと経ってまたつけて、というようにして行って慣れたら気にしないようになりました。

介入方法をみんなで共有しながらトイトレを続けたい

DFreeを使って困り事が解決しましたか?

まだトイレの成功はしていませんが、DFreeを活用しながら、おしっこのタイミングを探る取り組みを続けています

長い間オムツで生活していたので、オムツにおしっこをするのが当たり前になっているのかなと思います。まずはトイレでおしっこをするという理解が必要かなと思うので、根気よく関わっていこうと思っているところです。

今後の目標はなんですか?

今後も学校や家でDFreeの使用を続けながら、おしっこの溜まり具合のグラフと実際の出た時間とを照らし合わせて、どのタイミングで溜まっていて漏れているのかを明らかにしていきたいと思います。その上で声かけの仕方や誘導のタイミングを、みんなで共有しながら関わっていけたら良いなと思います。


トイレや排尿への理解が進んで、トイレの成功に近づくと良いですね。DFreeも応援しています!

DFreeのお試しはこちらから