2024年1月にDFreeを導入いただいた特別養護老人ホーム梅里苑さま。
施設長代理の安部宏明さまと職員のみなさまに、DFreeの活用背景や効果、今後の展望についてお話を伺いました。
(インタビュー実施日:2024年2月28日)
インタビュー参加者
・施設長代理 安部さま
・介護主任 石飛さま
・2階フロアリーダー 飯塚さま
・あやめユニットリーダー 江本さま
・さつきユニットリーダー 小林さま
・ぼたんユニットリーダー 森山さま
個別性のある排泄ケアを目指して
DFreeをご活用いただいた背景を教えてください。
DFree導入前は、課題や業務改善ニーズは思い当たりませんでした。ただ、DFreeという新しいことを進めることで新たな課題やニーズが生まれてくるのではないかと想像していました。(安部さま)
もともとICTや介護ロボットの導入を目指していたのですか?
導入前はまだそこまで考えていなかったかもしれません。排泄ケアに関するニーズで申し上げると、利用者さま一人ひとりに合った排泄時間になっていなかったという課題がありました。(安部さま)
どういった経緯でDFreeを知りましたか?
昨年9月に御社の営業担当の方からご連絡を受けたことが一番最初でした。それまではDFreeのことは全然知りませんでした。初めお話を聞いたときには、半信半疑でした。「本当に使えるんだろうか?」という思いでした。ただ、トライアルがあるので試してみたいという気持ちになりました。(安部さま)
トイレ誘導時の空振りがあると、せっかくトイレにお連れしたのに…という思いがありますし、利用者さまも職員もお互いに負担がかかります。そういった方に優先的にDFreeを使用したいと考えていました。(飯塚さま)
DFreeを使う前に懸念点はありましたか?
皮膚への負担ですね。かぶれたりすると利用者さまにとっては不利益なのかなと思っていましたが、実際に使ってみると意外と大丈夫でした。DFreeを外されてしまうことも今まではありませんでした。
ただ、下剤を使用している方だとどうしても排便時にDFreeや装着用シート(※DFreeを下腹部に装着するための専用テープ)が汚れてしまうので、そういう時は排便がありそうな時間を見計らって前もって外していました。(飯塚さま)
最初はDFreeを装着していることが気になって構ってしまうのではないかと心配な方もいらっしゃったのですが、実際に使ってみたら特に問題なく使うことができました。(安部さま)
トライアルの効果について
トライアルではどのようなことを実施しましたか?
まず自分に装着をして、効果を実感することができました。「確かにこれくらい尿がたまっていそうだな」というのを可視化できました。
トライアルではトイレ誘導の利用者さま(※1日4回定時誘導を行っていたが、空振りが多く、排尿成功は1日1回程度であった)にお試ししました。
排尿傾向分析(※1~2週間のデータから、尿のたまり具合を時系列で分析したもの)のデータから、これまで私たちがトイレ誘導していた時間が合っていたことが再確認できた(※分析結果から、これまでのトイレ誘導の時間が合っていることがわかったため、トイレ誘導のタイミングを変更するのではなく、トイレでの排尿を促すためのケアについてアドバイスを行った )ので、良かったなと思いました。(森山さま)
DFreeを使用して得られたデータの分析結果を聞いて、利用者さまの状態について再確認ができました。普段の排泄ケアに関して「これで良かったんだな」という面と「もう少し考えてみようかな」という色々な側面を前向きに考えて行こうと思える内容でした。(江本さま)
私は活動傾向分析(※DFree本体に内蔵された加速度センサーのデータから利用者さまの姿勢を分析し、時系列で表示したもの)を初めて見た時に、「こんなこともわかるんだ!」「すごいな!」と感じました。夜間帯のこの時間に体動があったということや、実は起きていた、ということがわかりました。(小林さま)
介護ロボット補助金を活用し、DFree導入へ
DFree導入をどのようにご検討いただいたのでしょうか?
現場の意見を重視しました。トライアルで実際に使ってみて「いいね!」という意見が出たので、導入に向けて一歩前進したイメージです。介護ロボット補助金を使用できるのも決め手になりました。
次にDFreeの機能面です。DFreeは小さいのに色んなデータを取れるので素晴らしい機械だなと思いました。(安部さま)
本音を申し上げると、DFree導入の話があまりにも早く進んだので、職員の中での準備がまだ追い付いていない印象がありました。「もう少し進め方をしっかり決めてからでもいいのでは?」という意見を言ったのを覚えています。ただ、今となっては勢いで導入して良かったと思っています。(飯塚さま)
排泄委員を中心に継続利用中
今後のDFree利用における展望を教えてください。
現在、排泄委員を中心にDFreeでのデータ取りや、尿がどれくらい溜まっているかの確認を率先してやってくれています。そのデータを活用して、「この時間におしっこが出やすいね」という裏付けを取りながら、排泄ケアに反映したいと考えています。(安部さま)
DFreeを使用する上でLINEWorksでのサポートもありますが、最初はLINEWorksの使い方がわからないところから始まりました。また、職員の皆さんもDFreeのデータの見方がまだわかりきっていない部分もあるかと思います。
ただ、DFreeの運用だけではなく様々な業務を抱えている中で、まず1か月DFreeを運用して振り返りができたことは非常に誇らしく思っています。
レポート(※利用者さまごとに排尿傾向分析・活動傾向分析結果とアセスメントをまとめた資料)のアドバイスをもとにどれだけ改善できているのかな、というところは今後施設として評価していきたいです。
月1回の相談会があることと、LINEWorksで連絡をするとすぐに返事が来ることで、困ったことをすぐに聞きやすい印象を受けました。
まだ使い慣れていない部分もありますが、DFreeのデータの見方や使い方を全体に周知して浸透させることで、職員間でよりスムーズにコミュニケーションが取れるのかな、という風に考えています。(石飛さま)
梅里苑さまでは、全入居者さまの排尿パターンをモニタリングする目的で、その後も継続的にご活用いただいております。「あなたに似合うケアがある」という施設理念をもとに施設全体で個別ケアに取り組まれる姿勢が印象的でした。
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