排尿予測デバイスDFreeは年齢問わず、さまざまなケースでお使いいただいています。使い方は多様なため、実際にどのように生活の中で導入いただいているのか、ぜひ知っていただけましたら幸いです。
今回は自己導尿をおこなっているT.Kさんにお話を伺いました。
T.Kさんのケース
- 年齢:37歳
- 性別:女性
- 疾患:脊髄損傷
- その他
- ・自己導尿をしている
DFreeを導入した理由は「尿の溜まり具合を把握したかったから」
DFreeを使ってみようと思った理由を教えてください。
テレビで「介護施設でDFreeを使用している様子」が放映されているのを見て、初めてDFreeのことを知りました。尿の溜まり具合が可視化できると知って、それがあれば導尿のタイミングがわかりやすいかもしれないと思い、個人でも使用できるのか問い合わせをしてみました。
DFreeを使う前はどのくらいの頻度で導尿をしていたんですか?
3、4時間おきぐらいに時間を決めて導尿をしていました。4時間という目安は病院にいる時に看護師さんとお話をして決めたのですが、実際には場合によっては2時間くらいで導尿することもあります。例えば水分を多めに摂った時やコーヒーを飲んだ時などは尿が早く溜まりやすいので、そのようなときは早めに導尿していました。
普段の生活の中で、どのようなお悩みを持っていましたか?
時間を決めて導尿していると、尿が溜まりすぎていたり、逆に少なすぎたりということがありました。身体の中の水分量って目に見えるわけではないので、同じ時間でも「こんなに溜まっていたの!?」と思う時もあれば「そんなに溜まっていないな」という時もあって。溜まりすぎると急いで導尿しなければいけないし、逆に導尿したのに尿があまり溜まっていない時もあり、身体的・心理的な負担がありました。
DFreeを使用して、不必要な導尿が無くなった
DFreeをどのように活用しているのか教えてください。
自宅にいる日中に使用していて、ホーム画面の尿の溜まり具合をチェックしています。
お知らせ通知の設定は5です。感覚的には「おそらくもっと溜められるかな?」とは思うのですが、ギリギリにはならないように、尿の溜まり具合が4か5の辺りで自分の出来るタイミングの時に導尿をしています。
DFreeを使用する前と比べて、導尿回数に変化はありましたか?
1日の導尿回数が減りました。今までは、例えば仕事のミーティングなどの予定があると、本来導尿する時間でなくても事前に導尿をしていました。導尿は1回15分くらい時間がかかるので、途中でミーティングを抜けることは難しいのです。今はDFreeで尿の溜まり具合を見て「これならば1時間は大丈夫」など分かるようになったので、安心です。
回数だけでなく「導尿したけどちょっとしか出なかった…」ということも全くなくなりました。
感染リスクの軽減や生活の質の向上が期待できる!
DFreeを使うことで、生活にはどのような変化がありましたか?
導尿のタイミングに悩まなくて済むので、気持ちに余裕ができました。
また、思いのほか尿がたくさん溜まってしまって急いで導尿する時は、導尿前の手洗いや消毒も急がなくてはならず、衛生的に少し気がかりでした。DFreeを使えば、尿が溜まりすぎる前に余裕をもって導尿をすることができ、手洗いや消毒もしっかり行うことができます。自己導尿は自然排尿の方よりも感染リスクが高いので、落ち着いて導尿することができるのは衛生面でも安心だと思います。
DFreeの使用によって、今後期待していることはありますか?
現在はまだ家でしかDFreeを使用していないのですが、会社でも使用していきたいなと思っています。会社では、漏れる心配がないように水分量をかなり制限していているんです。例えばコーヒー飲むのを我慢するとか、これ以上はもう飲まないようにするとか…そういう制限がDFreeを使用することによって無くなるかなと思います。飲みたいときに、飲みたいものを飲む生活ができると良いなと思います。
導尿のタイミングを掴むことにDFreeをご活用いただいているT.Kさん。生活の質が更に上がると良いですね!
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