トイレ介護の失敗を減らす排泄予測機器DFree
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個人(障害・子ども)のお客様事例

DFreeで“漏れないうちにトイレに行こう”と意識づけができ、トイレの成功率アップ!

利用者情報

男の子

男性8歳)

ダウン症/知的障害/強度慢性便秘

排尿予測デバイスDFreeは年齢問わず、さまざまなケースでお使いいただいています。使い方は多様なため、実際にどのように生活の中で導入いただいているのか、ぜひ知っていただけましたら幸いです。

今回は8歳の男の子を育てているHさんにお話をお伺いしました。

Hさんのケース

  • 年齢:8歳の男の子
  • 疾患:ダウン症、強度慢性便秘
  • 通っている学校:地域の小学校
  • 障害の程度
    • ・身体障害なし
    • ・たどたどしいが簡単な会話は可能
    • ・視覚優位でイラストなどで説明すると理解しやすい

試行錯誤してトイトレをしていた

トイトレを始めたのはいつ頃からですか?

年少の頃からです。途中、幼稚園で厳しめにトイトレされたのをきっかけにトイレ嫌いになってしまった時期があったんです。うちの子の場合は、強度の便秘の影響で排尿もしづらかったようで、便秘の治療を始めてからはトイトレもすすみ、成功することも増えてきていました。でも、小学校に入学してから環境の変化もあって、また漏れることが増えてきて、今もまだトイトレを続けています。

トイレの自立に向けてこれまでどのようなことをお試しされましたか?

布おむつ、紙のトレーニングパンツ、トイトレパッドなど、一通りのトイトレグッズを試しています。他にも、トイレの壁に装飾をしたり、トイレにタイマーをつけて時間誘導したり、成功したらシールをあげる…など、ありとあらゆることを試しました

DFreeを導入する前はどのようにトイレをしていたんですか?

自発的にトイレに行くこともあれば、学校では休憩中に声掛けをしてもらってトイレに行くこともありました。自宅でも、時間を決めてトイレの声掛けをしているのですが、家だと「嫌だ、行かない」といって行かず、10分後に漏れる…なんてこともありました。

尿の溜まり具合がわかる機械がほしかった!

DFreeを導入しようと思ったきっかけはなんですか?

今は学校ではほとんどトイレが成功していて、漏れの頻度も週1回か2回程度まで減りましたが、家だと漏れの頻度が高くて悩んでいました

そんな時に、たまたまキッズフェスタ(子どものための福祉機器展)に行く機会があり、DFreeのことを知りました。以前、夫とも「おしっこが溜まるとわかるセンサーがあればいいのに」と話をしていたので、まさに我が家が求めていたものだと感じ、トライアルを申し込んでみることにしたんです。

DFreeを使用するうえで心配だったことは何ですか?

ちゃんとつけてくれるかどうかが一番心配でした。最初は嫌だといっていましたが、資料のイラストを見せながら、機械の説明をしたんです。本人も漏れることについては気にしていて「漏れる前に行かなきゃいけないんだ、そのタイミングを教えてくれるのがこの機械なんだ」と認識したようで、受け入れてくれました。

DFreeを上手く利用してトイレの成功率アップ!

DFreeを使用してどのような変化がありましたか?

トイレに行くのを嫌がることがグンと少なくなりました。これは、DFreeの説明をしたことで、どうしたらおしっこが漏れるのかとか、漏れる前に行こうという意識づけが出来たからだと思います。

トイレの成功率も確実に上がりましたね。機械がタイミングを教えてくれて、その通りにトイレに行った結果、漏れていない、という経験を積み重ねたことで、本人なりに経験値を積んでいったのではないかと思います。長年上手くいかなかったことがDFreeを使用してスッと理解できたことに本当に驚きました

DFreeを使いながら、今後こうなったらいいな、と思うことはありますか?

いつかはDFreeも卒業して、トイレの自立が出来たら良いなと思います。今は機械が通知をくれるということを覚えてしまっていて、DFreeを外すと漏れてしまうようになって。

そこで、これまでタブレットメインで使っていましたが、スマホに連携する方法に変えてみました。スマホに通知が来ても本人にはわからないので、尿が溜まったタイミングで「今お腹どうなってる?」と声掛けをして、自分で身体の中を探る練習をしています。今後練習を続けて、いつかDFreeなしでトイレの自立を目指したいです。

トイレの意識づけににDFreeをご活用いただいているHさん。トイレの自立をDFreeも応援しています!

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