事例10

利用者データ

性別 / 年齢:80代・女性

  • 認知症により、収集癖や隠してしまう癖がある。
要介護度4
疾患:アルツハイマー型認知症 等

介護状況

主介護者:夫(同居)

高齢の夫が介護しているが、夫も持病があり、通院していることから介護負担が増大。
長女は就労しており、多忙で介護に関わることは難しい。
介護サービス
訪問介護を1日2回、週5回利用。デイサービスを週4回利用。

排泄状態 / 課題

  • 日中に定時でトイレ誘導を6回ほどするが空振りが多く、5日間で20回中9回空振りしていることもある。
  • 濃縮尿がみられており、排尿間隔が長く、1日2回ほどしか排尿されない。
  • デイサービスでは職員の判断でトイレへ15分ほど座ることもあった。
  • おむつへの尿漏れはない。

DFree利用の活用結果

長時間尿を溜めずに排尿できたことで、トイレの滞在時間も改善

トイレで排尿されたいという希望はあるものの、トイレに行っても約半分は排尿できておらず、排尿のタイミングがわからない状況。旦那さまも高齢であり、トイレの誘導にも負担がかかっていた。

・適切なタイミングで誘導することで、トイレのお滞在時間が15分から5分へと短縮できた。
・トイレ誘導回数が6回から3回へ減少し、空振りも減少した。
・長時間膀胱に尿を溜めすぎないで排尿することができた。